庭じまいの費用はいくら?10坪・30坪の相場と安く抑える5つの秘策
「庭の手入れが体力的にきつくなってきた」「将来、子供に負担をかけたくない」といった理由で検討される方が増えている庭じまい(庭の終活)。
いざ始めようと思っても、一番気になるのは**「一体いくらかかるの?」**という費用のことですよね。庭じまいの価格は、お庭の広さや残置物の量によって大きく変動します。
この記事では、10坪・30坪の広さ別費用相場から、プロが教えるコストダウンの裏ワザまで徹底解説します。最後まで読めば、高額な見積もりに驚くことなく、賢くお得に庭を整理する方法が分かります。
1. 庭じまいの費用相場:10坪・30坪の目安
庭じまいの費用は、主に「撤去するものの量」と「作業にかかる日数」で決まります。一般的な戸建て住宅のケースを例に、広さ別の目安を見てみましょう。
10坪(約33㎡)の相場:15万〜40万円
都市部の住宅に多いサイズです。
主な作業内容: 庭木数本の伐採・抜根、小さな物置の解体、砂利敷き。
費用の内訳: 手作業が中心となることが多く、重機の搬入が難しい場合は人件費が少し割高になる傾向があります。
30坪(約100㎡)の相場:40万〜100万円以上
広めのお庭や、昔ながらの和風庭園に多いサイズです。
主な作業内容: 大木の伐採、大量の庭石(景石)の撤去、池の埋め戻し、全面的な整地。
費用の内訳: 重機(ユンボなど)を使用するため、車両代や産廃処分費が大きな割合を占めます。庭石が1トンを超えるような場合は、100万円を超えるケースも珍しくありません。
注意ポイント: > 道路から庭までの通路が狭く、重機が入らない「手運び作業」になる場合は、上記の相場に2割〜5割ほどの割増料金がかかることがあります。
2. 項目別!庭じまいでかかる費用の内訳
何にいくらかかっているのかを知ることで、削れる部分が見えてきます。
| 撤去項目 | 単価の目安 | 備考 |
| 庭木の伐採・抜根 | 5,000円〜4万円 / 1本 | 高さや幹の太さ、根の深さで変動 |
| 庭石の撤去・処分 | 30円〜50円 / 1kg | 重機代が別途かかることが多い |
| ブロック塀の解体 | 5,000円〜1万円 / 1㎡ | 鉄筋の有無や処分費を含む |
| 物置の解体・処分 | 1.5万〜3万円 / 1台 | 中身の不用品処分は別途 |
| 池の解体・埋め戻し | 10万〜20万円 | 排水処理や土の補充が必要 |
3. 庭じまい費用を劇的に安く抑える5つの秘策
「見積もりが予算オーバーだった…」と諦める前に、以下の5つの対策を検討してみてください。
① 小さな不用品は「自治体のゴミ」で出す
植木鉢、プランター、支柱、小さなラティスなどは、自分で解体して不燃ゴミや粗大ゴミに出しましょう。業者が回収すると「産業廃棄物」扱いになり、数倍の料金がかかります。これだけで数万円浮くこともあります。
② 庭石は「動かさず、埋める・活用する」
庭石の処分は、庭じまいの中で最も高額になりやすい項目です。
埋める: 邪魔にならない場所に埋めて、その上を整地する。
再利用: 砕いて砂利の代わりにしたり、花壇の縁取りに使ったりする。
「動かさない・捨てない」という選択が、最大の節約になります。
③ 業者の「閑散期」を狙う
造園業や解体業には繁忙期があります。特に剪定で忙しい10月〜12月や、年度末の3月は避けるのが無難です。夏場の暑い時期や、2月などの落ち着いた時期に相談すると、値引き交渉に応じてくれる可能性が高まります。
④ 「相見積もり」で価格競争させる
必ず3社程度から見積もりを取りましょう。その際、「他社はこの価格だった」と伝えるのではなく、「内訳の項目」を比較してください。処分費が含まれているか、重機代は妥当かを確認することで、不当な高値を防げます。
⑤ 防草対策は「防草シート+砂利」にする
庭じまい後の仕上げを全面コンクリートにすると、平米単価が跳ね上がります(1㎡あたり1.5万〜2万円)。
コスト重視なら**「高品質な防草シート+砂利」**(1㎡あたり3,000円〜7,000円)がおすすめ。将来、やっぱり花壇を作りたいと思った時にも変更しやすいというメリットもあります。
4. 庭の終活で後悔しないための注意点
お金のことだけでなく、心理的な納得感も大切です。
家族と合意形成をする: 「お父さんの大事にしていた木を勝手に切られた」といったトラブルは意外と多いもの。作業前に必ず家族で話し合いましょう。
「お祓い」はどうする?: 長く見守ってくれた庭木や石を処分する際、気持ちが沈むなら、自分でお塩とお酒をまいて感謝を伝えるだけでも心が落ち着きます。神社にお願いする場合は別途3万円程度の初穂料が必要です。
近隣への挨拶: 工事中は騒音やホコリが出ます。近所トラブルを防ぐため、事前に一言声をかけておくのがマナーです。
5. まとめ:賢い庭じまいで、ゆとりある未来を
庭じまいは、決して「お庭を捨てる」ことではありません。これからの人生をより身軽に、安全に楽しむための**「前向きな整理」**です。
一度にすべてを業者任せにすると費用はかさみますが、自分でできる準備を進め、賢くプランニングすれば、予算内で理想のローメンテナンスな庭を手に入れることができます。
「まずはいくらかかるか知りたい」と思ったら、現地調査を無料でしてくれる業者に相談してみるのが第一歩です。