布団・マットレスのカビ対策と掃除方法|放置はNG!臭いの原因を徹底除去
「あれ、なんだか布団がカビ臭い…」
そう思って、布団をめくってみたら、黒い点々が!
マットレスの裏側を見たら、広範囲にカビが生えていた…!
そんな経験はありませんか?
布団やマットレスは、寝ている間の汗や湿気で、想像以上にカビが生えやすい場所です。カビを放置すると、アレルギーやぜんそくの原因になることもあるので、早めの対策が大切です。
この記事では、布団やマットレスに生えたカビの除去方法から、カビを二度と生やさないための湿気対策まで、プロのクリーニングに頼む前に、まず自分でできることを徹底的に解説します。
なぜ布団やマットレスにカビが生えるの?
布団やマットレスにカビが生える最大の原因は、「湿気」です。
寝汗:一晩にかく寝汗の量は、コップ1杯分にもなると言われています。
通気性の悪さ:ベッドや床に直置きしているマットレスは、特に湿気がこもりやすくなります。
特に、フローリングに直接布団を敷いている場合や、すのこベッドを使っていない場合は、床と布団の間で湿気が逃げ場を失い、カビが発生する原因となります。
【応急処置】布団・マットレスのカビの取り方・掃除方法
「黒い点を見つけてしまった…」そんな時の応急処置方法をご紹介します。
準備するもの
消毒用エタノールまたは、自作スプレー(アルコールと水を混ぜたもの)
乾いた布、またはタオル
歯ブラシ
掃除方法:3つのステップ
カビを乾燥させる:まずは布団やマットレスを天日干しするか、布団乾燥機にかけて、しっかりと乾燥させます。
アルコールで除菌する:乾いた布にアルコールスプレーを吹き付け、カビが生えている部分を優しく叩くように拭き取ります。
再度乾燥させる:アルコールは水分が残るとカビの原因になるので、再びしっかりと乾燥させましょう。
【要注意!】
カビキラーなど、塩素系の漂白剤は布団やマットレスの生地を傷めてしまうので、絶対に使用しないでください。
カビが広範囲に及んでいる場合や、自分で除去するのが難しい場合は、専門の布団クリーニング業者に依頼するのがおすすめです。
【根本対策】二度とカビを生やさないための予防法
一度カビが生えてしまったら、再発させないための対策が重要です。
布団をこまめに干す:天気の良い日には、布団を干すようにしましょう。
マットレスを立てる:マットレスを壁に立てかけるなどして、定期的に裏側の湿気を逃がしましょう。すのこベッドを使用すると、より効果的です。
部屋の換気:寝室の窓を開けて、こまめに換気を行い、湿気がこもらないようにしましょう。
まとめ:カビは放置せずに早めの対策を!
布団やマットレスのカビは、見た目の問題だけでなく、私たちの健康にも関わる問題です。
カビが生えてしまったら、放置せずにすぐに対処しましょう。そして、日頃から湿気対策をしっかり行うことで、快適で健康的な睡眠環境を保つことができます。
この記事でご紹介した対策と掃除方法を参考に、あなたの寝具をいつも清潔に保ってくださいね。