放置すると危険!畳のカビ・ダニを防ぐ正しい掃除方法
「なんだか畳がジメジメする…」「畳に黒い点々が…もしかしてカビ?」
畳は日本の住宅でなじみ深い床材ですが、湿気を吸い込みやすく、カビやダニが発生しやすいという一面も持ち合わせています。一度カビやダニが発生してしまうと、健康被害につながる可能性もあるため、日頃の手入れが非常に重要です。
この記事では、畳のカビやダニを徹底的に防ぐための正しい掃除方法と、もし発生してしまった場合の除去方法を、わかりやすく解説します。
1. 畳の基本掃除方法
畳をカビやダニから守るには、まず基本的な掃除を習慣づけることが大切です。
掃除機のかけ方
畳の目に沿ってゆっくりと掃除機をかけましょう。目に逆らってかけると、畳を傷つける原因になります。週に1〜2回、こまめに掃除機をかけるだけでも、ダニの繁殖を防ぐ効果があります。
拭き掃除の方法
固く絞ったぞうきんで畳の目に沿って拭きます。水拭きは畳のカビの原因になるため、乾拭きが基本です。汚れがひどい場合は、中性洗剤を少量加えた水で固く絞ったぞうきんで拭き、その後、水拭きと乾拭きを徹底して行いましょう。
2. 畳のカビ・ダニ対策:発生させないための手入れ
畳にカビやダニを寄せ付けないためには、畳の環境を整えることが重要です。
換気を徹底する
畳の最大の敵は湿気です。晴れた日には窓を開けて、部屋の空気を入れ替えましょう。特に雨の日が続いた後は、除湿機を使うなどして、湿気を取り除くことが大切です。
湿気を溜めない工夫
カーペットやラグを敷きっぱなしにすると、湿気がこもりやすくなります。こまめにめくり、畳を乾燥させましょう。また、家具と壁の間を少し開けて、空気が通るようにするのも効果的です。
3. もしカビやダニが発生したら?除去方法
万が一、畳にカビやダニが発生してしまった場合は、早めの除去が肝心です。
畳のカビ除去
軽度のカビであれば、アルコール(消毒用エタノール)を掃除に活用できます。
固く絞ったぞうきんにアルコールを吹き付け、カビを叩くようにして拭き取ります。
乾拭きを徹底し、畳をしっかり乾燥させます。
畳に直接アルコールを吹きかけるとシミになる可能性があるため、注意が必要です。
畳のダニ対策
ダニには、重曹が効果的です。
畳全体に重曹をまきます。
30分ほど放置した後、掃除機で重曹を吸い取ります。
重曹はダニの除去だけでなく、消臭効果も期待できます。
まとめ
畳の掃除方法は、カビやダニを寄せ付けないための大切な手入れです。
この記事でご紹介した掃除道具や方法を参考に、あなたの和室を清潔に保ち、快適な空間を手に入れてくださいね。