いざという時に困らない!医療・介護に関する契約書の整理術

「親の入院や介護が始まったけど、契約書や書類がどこにあるか分からない…」

「将来に備えて、自分の医療・介護の書類を整理しておきたい…」

そんなふうに感じていませんか?

医療介護に関する書類は、いざというときにすぐに見つけられるように、日頃から整理しておくことが非常に重要です。しかし、種類が多くて何から手をつけたらいいか迷ってしまいますよね。

今回は、あなたやご家族の大切な契約書や書類を、誰でも簡単に整理できる方法をご紹介します。


1. まずは「種類別」に分ける

手元にある書類を、まずは種類別に分けましょう。

  • 【保険関連】

    • 生命保険、医療保険、がん保険の保険証券(契約内容が記載された書類)

    • 医療保険やがん保険の約款(契約のルールブック)

    • 健康保険証

  • 【医療関連】

    • 診断書、検査結果

    • 処方箋の控え

    • 医療費の領収書

    • お薬手帳

  • 【介護関連】

    • 介護保険被保険者証

    • 介護サービスの契約書

    • ケアプランの控え

    • 介護費用の領収書


2. 「クリアファイル」や「ボックス」を活用してまとめる

種類別に分けた書類を、クリアファイル書類ボックスを使ってまとめましょう。

  • 【医療保険・介護保険のファイル】

    • 保険会社ごとにファイルを用意し、保険証券約款を一緒に保管します。

    • ファイルの背表紙に「生命保険(〇〇社)」「医療保険(〇〇社)」などと記入しておくと、探すときに便利です。

  • 【医療記録のファイル】

    • 診断書や検査結果、お薬手帳など、病院からもらった書類は、時系列で保管しておきましょう。

    • 「〇〇病院」「〇〇科」など、病院名や科目を記入しておくと後で分かりやすくなります。

  • 【領収書のファイル】

    • 医療費や介護費の領収書は、確定申告で医療費控除を受ける際に必要になります。月別や年別にまとめておくのがおすすめです。


3. 「保管場所」と「共有」が最も重要

書類をきれいに整理しても、いざというときに保管場所が分からなければ意味がありません。

  • 保管場所を決める:家族みんなが分かる場所に保管しましょう。リビングの棚や、引き出しの決まった場所など、分かりやすい定位置を決めておきましょう。

  • 情報を共有する:もしものときに備えて、家族と「どこに何があるか」を共有しておくことが最も重要です。

  • デジタル化も検討:重要な書類は、スキャンしてデジタル化しておくのも良い方法です。万が一の紛失や災害に備えることができます。


まとめ

医療介護に関する書類は、人生の大切な節目で必ず必要になります。

今回ご紹介した方法を参考に、ぜひあなたやご家族の契約書を整理してみてください。そうすることで、いざという時にも慌てず、安心して対応することができます。

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